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建築学概論

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傑作!

ずっと楽しみにしていた『建築学概論』が封切りされたので、母を伴って新宿武蔵野館で観てきた。

私と母とは共通の趣味もなく、母は私の趣味はマイナーでいっぷう変わっていると心配しているくらいだし、韓流を鼻白んでいたもので、母と一緒に映画を観るということが私の人生に起きると思っていなかった。
ところが二年ほど前、ドラマ『善徳女王』を私が観ていたところ、引きこまれた母が、このオム・テウンていうのがいい!すごくいい役者だ!とたからかに絶賛。眉毛が情けないところも、ニヤニヤさせたら素晴らしいところも、だらしない役がうまいところもとてもよいのだそうだ。私はえっおかあさん、ツボがオム・テウン?そりゃあオムちゃんはいい役者だと思うけれどそこかい?と少しうろたえたが、私たちはすぐにおすすめの映画やドラマを教えあう仲に発展した。

こうなったら、「母と映画」も絵空事ではないのではないか?と私は思い、母を『チャウ』に誘った。オムちゃんが公民館を襲撃するイノシシと戦うパニック映画だ。母は、「行かない」と一言で断った。あらすじの説明するんじゃなかった・・・。

それからも私は機を伺い、ある日『建築学概論』のニュースが飛び込んだ。
しかし焦ってはいけない。情報収集が大事だ。キャスティングの報を受け、ハン・ガインと同い年を演じようとしているオム・テウンに不安を感じる。『善徳女王』では20歳の役を演じたオム・テウン・・・もうやめとけ・・・。いやしかし彼はそれでも素晴らしかったじゃないか。私は気を持ち直す。
オム・テウンとダブルキャストで青年時代を演じるイ・ジェフンのリトルオム・テウンぶりに衝撃を受け、情報収集のためドラマ『ファッション王』映画『高地戦』とみすすめるのですがそれはまた別のお話・・・。

とうとう公開されたこの素晴らしいメイン写真を観た瞬間、私は「まごうかたなき傑作!」と作っておいたハンコを押し、その日を解禁日と決めて母を映画に誘った。このキャストが集まって『建築学概論』というタイトルをつけた監督の脚本なら間違いない。よかったね、安泰だね。
「『建築学概論』という傑作映画が出来上がったのですが、日本に来たら見に行くから服とかいまから用意しておいて」と告げると母は「わかった」と一言で引き受けた。

本題にたどりつかないのでつづく
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by chimakibora | 2013-05-20 01:53 | 観る・聴く